2月8日(火)、3年生を対象に1年生と同じく、島根県外国人地域サポーター堀西雅亮氏を講師に招き、人権・同和教育講演会を実施しました。「受け入れられている安心」をみんなに~「包摂」の視点で作る共生社会で~という演題により、多文化社会をどう生きていけばよいのか、を一緒に考えましょうという冒頭の言葉から始まり、「多文化社会(世界)」化した日本の実態をデータとご自身の活動体験を通して語られました。
 
 1「背景」を考える 2「社会」を考える 3「安心」を考える
 以上の3項目により、まず多文化社会の実態を知ること、その現実を理解した上で日本が諸外国の人々にとって「共生社会」      としての安心と、それぞれの文化が受け入れられているという実感を与えることの大切さを話されました。多様な人々を「包摂」の視点で包む社会、そのためには
 1「受け入れられている場」を作る→「避難場所」により、社会とつながる
 2「受け入れられている範囲」を広げる→そこに含まれていないのではという不安感のある人とつながる
 3「不安を生み出すもの」を変えていく→既存のシステムを変える
 以上をそのアプローチ方法と話されました。
生徒は、積極的にメモを取りながら、あるいは講師からの問いに答えたり、作業を行いながら、熱心に聞いていました。 

3年生人権・同和教育講演会