校長のひとりごと R8.2.6
2026年02月06日
※「異化効果???」
もう25年近く前になるのだろうか、当時の公共広告機構のCM「ジコ虫、増えてます!」を思い出した。言うまでもないが、念のため「ジコチュウ」をAIに尋ねると「何事も自分中心に考え、他者への配慮を欠く態度が多い状態」とのこと。当時はこの「ジコチュウ」を、虫に例えてユーモアで包み、世の中にマナー等を訴えかけたものであったと記憶している。なぜ思い出したのか、校長室にある書籍を読み返そうとタイトルをみると『自子チュー』と書いてある。自己中は誰もがよく知る言葉、これを「ジコ虫」「自子チュー」と同音で他の漢字等を宛てる変換などをすることでハッと思わせる効果があるのでは……。
最近も書籍名や製品名に同様な効果を狙ったモノはあるのか。ありました、成長戦略ならぬ「整腸戦略」。健康のキモは自律神経と腸、体調不良の対策も経営のように「戦略」とそれに沿った「戦術」が必要とのこと。さらに本校図書館にもある領海侵犯ならぬ「領怪神犯」、長きにわたり日本各地で生じている、人々の平穏を脅かす現象を「領怪神犯」と呼び、この調査解明にあたる内容らしい。(読んでみます!)
このような当て字、借字、変換手法を何というのか調べてみた。ピンとくるものは見つからず、先生方にも聞いてみた。一番近いものは「異化効果」かなという感じ。これは、見慣れたものを“見たことのないもの”に変える力という説明だが、確かに見慣れた「成長戦略」や「領海侵犯」を“見たことのないもの”に変えている。私たちが「知識」として持っているものを、生々しい「手ざわり」「状態」に変え、ハッと思わせる技法とでも言うのだろうか?うーん、今回は私の「なぜ」の炎は“消火不良”気味。
今回も特に結論はなし、より詳しいことをご存じの方はどうぞご教示ください。





