令和7年度1学期終業式式辞:書き起こし
2025年07月23日
「鉛筆を持ちながら」(令和7年度第1学期終業式式辞:書き起こし)
皆さん、おはようございます。梅雨明けしたかと思ったら、大変な暑さが続いています。本日の終業式はオンラインでの開催としました。皆さんの顔を見ずに話すことは寂しいですが、画面越しにしばらくお付き合いください。
本日は終業式を迎えました。この1学期、学習は当然のこととして部活動や地域協働学習など様々な場面で皆さんの頑張りを確認でき、大変うれしく感じています。中でもこの3ヶ月近く、日曜日の山陰中央新報のこだま欄に皆さんの地域協働学習からの学びが掲載されていることは大変うれしく感じています。1.2年生は是非とも読んで、自らの探究活動のヒントにあるいは先輩たちがもう少し踏み込みたかったことを引き継いで形にしてみるなど、自らの学びにつなげてほしいと思います。もう一つは2.3年生に1月の始業式で話をした「正時」「正礼」「正場」について、必要性を感じたなら、少し早めに着席を、廊下のロッカーの上をきれいに、相手よりも先に挨拶してみようなどのプチ実践を勧めました。かなりできていますね。今後も継続、1年生も先輩たちに続いてチャレンジしてみてください。
さて、これで終わるはずのない校長の話ですが、今日は鉛筆について話をします。私は相変わらず鉛筆を使うことが多いです。やはり、なめらかな使用感、ときおり響く鉛筆削りの音が好きです。先日ふとしたことから、鉛筆って「距離に直すとどのくらい書けるのか?」と思い、メーカーのHPを調べてみました。ですが、結論にたどり着くまでに、様々学ぶこととなりました。コンテさんが粘土と黒煙を混ぜて焼いたこと、鉛筆の芯となる技術ができたそうです。鉛筆を包む木材ですが、これは削りやすくするため一度ゆでるそうです。等々、日々何気なく使っているものには先人たちの知恵や工夫、言い換えれば多くの失敗や努力が詰め込まれています。ちなみに鉛筆1本でどれくらいの線が引けると想像しますか?諸説ありますが、蛍光ペンは300m程度、ボールペンは1000m程度、Hの鉛筆は1500m程度だそうです。自ら削られながら、姿を消していく筆記具、何かけなげだと思いませんか?
新聞かテレビ番組で見た鉛筆工場の方のコメントを紹介します。「鉛筆は減った分だけ、何かを生み出します。子どもたちの勉強に寄り添い、夢を叶えるお手伝いをしていると思えば、私たちは素晴らしいものを生産していると思います」 おーい、みんな、皆が夢を叶えるために寄り添ってくれているものやひとをあらためて思い浮かべてみませんか!いくつか思い浮かべることができれば、2学期とは言わず、この夏休み期間からさらに前向きに努力できるはずですよね。
終業式を迎えたとは言え、インターハイの役員業務に携わる生徒も、そして3年生は補習、1.2年生は部活動などまだまだ忙しさが続きます。夏休み期間中、健康には十分留意して過ごしてください。始業式後には学園祭が待っています。