第24回高校生国際美術展が8月9日~8月20日東京六本木にある国立新美術館で行われました。「高校生国際美術展」は国内外の高校生を対象とした書道・美術の大規模なコンクールです。

第24回展では海外を含め全国から合計11,376点の応募がありました。
そのうち美術の部では1,312点の応募があり、15点の特別賞と優秀賞5点、秀作賞9点奨励賞78 点が選ばれました。本校美術部3年の松本結菜さんの作品が「秀作賞」を受賞し、8月2日東京で行われた表彰式に出席しました。島根県からは初となる入賞です。

第24回高校生国際美術展→https://www.ihsaf.net/

 

表彰式の様子
表彰式の様子

受賞作品
松本さんの作品

松本結菜さんのコメント
心の中の存在を自分の手で現実にしたいと思いました。それが今までやったことのない人形制作のはじまりでした。
1年生で作ったものより大きなサイズにしたこと、球体関節にしたことで今まで起きなかったトラブルに悩まされました。次のステップを考えたり、見てくれた人に感情の種が芽生えればいいなと思いながらの制作は楽しかったです。

顧問のコメント
松本さんにとってはじめての高校美術展では人形の作品を発表しました。2年生ではステップアップし、等身大の球体関節人形に挑戦しました。しかし、思ったようには進まず完成半ばでの出品となります。それをもとに3年生の6月出品の高校美コンクールに向けてひとりで制作しなおすことにしました。完成を見るために頑張り続けたことが審査員に伝わったのではないでしょうか。もの作りは思い通りにならなく常に失敗を突き付けられます。周りの意見もよく聞き、何度でも作り直すことを潔く受け入れる姿が印象的でした。