12月13日から島根県高校美術展が開催され、本校から絵画部門10点、デザイン部門2点を出品し、このうち絵画部門6点、デザイン部門2点が入選して県立美術館で展示されました。

とくにデザイン部門で本校2年多久和芽衣さんの作品が、平成26年7月に茨城県で開催されるの全国高総文祭への美術部門推薦作品に選ばれました。全国総文祭への本県からの出品は平面作品5点、立体作品2点でしたが、多久和さんは385点の入選作品から全国出品作7点の中に選ばれました。

全国大会出品が決まった多久和芽衣さんは、
「自然な木漏れ日を描くのに苦労しました。」と語り、

また美術担当教員の西田弘英顧問は、
「長時間に渡っての制作でした。難易度の高い設定にもじっくり取り組み、どこまでも追求していく姿勢が評価に表れたのだと思います。彼女は日本人古来の自然との対話を若い人たちに感じてもらおうと考えました。妖怪を自然と人間との通訳的な役割と捉え、架空の小説の挿絵として描いています。」と述べています。

入選作品 1年 高橋由衣 「牛の骨」 1年 福島美咲 「モチーフ」

2年 安食早織 「まんじゅう屋」 2年 石井里加子 「店」

2年 岩田栞奈 「ポストと私」 2年 内田菜未香 「灯籠」

2年 妹尾美沙 「きりん」 2年 多久和芽衣 「出逢う」(小説のためのイラスト)

多久和芽衣(2年) 「出逢う」 (小説のためのイラスト)

(平成26年度 全国総合文化祭(茨城大会)美術部門推薦)