11月1日(土)、浜山公園陸上競技場を発着点として男子第65回・女子第29回島根県高等学校駅伝競走大会が開催されました。
当日は朝から小雨の降る天候。レース前に雨は上がりましたが、湿度が異常に上昇するコンディションとなりました。

本校は、今大会から男子も中・長距離5名のメンバーに短距離専門の生徒2名を加えてチームを編成し、ついに男女共に出場することができました。

男子のレースは、1年生ながらエース区間の10kmを任された多久和が1位の出雲工業高校に食らいつき、30秒差の2位でタスキリレー。3区の2年生山根は西代橋の上り坂での大声援が後押しとなって、じりじりとトップに迫り、見事区間賞を獲得しました。後半は明誠高校に抜かれ、3位でゴールしましたが、メンバーは短距離専門の生徒を含む1、2年生、来年の大会に向け大きな一歩を踏み出しました。


女子のレースは、故障者や体調が万全でない選手もいたため、多久和政徳コーチが直前までオーダーの決定に苦慮しましたが、1年生ながら小玉を2区に起用、3年生の武田に4区を任せました。結果は、1区の黒田が早くも抜け出して独走態勢となり、アンカーの2年野坂が2位の出雲商業高校に5分近くの大差をつけ、1時間14分53秒でゴールする圧勝でした。しかし、湿度80%を超える悪条件ではありましたが、昨年の大会より2分以上も遅い記録に選手の表情はさえませんでした。
3区を務めた主将の渡部は、「全国までに全員が必ず最高の状態に持っていく。一体感の総合力で都大路では悔いのないレースをしたい。」と決意を新たにしていました。


11月16日(日)には、中国高等学校駅伝競走大会が、山口市のきらら浜駅伝コースで開催されます。これは各県予選で6位までに入ったチームで健脚を競います。本校は初めて男女アベックで出場いたします。


なお、女子第26回全国高等学校駅伝競走大会は、12月21日(日)、10時20分に京都市西京極総合運動公園陸上競技場をスタートします。NHK総合テレビでも生中継されますので、ご声援よろしくお願いいたします。