平成28年度の入学式をおこないました(4月9日)

4月9日(土)、平成28年度の入学式がおこなわれ、160名の新入生を迎えました。


平成28年度の入学式をおこないました(4月9日)

式 辞                                                       

(前略) 

 さて、新入生の皆さん、本校は、今年度に創立100周年を迎える、長い歴史と伝統を有する高校であります。卒業生は17000名を超え、多くの先輩諸氏が、県内外、またあらゆる分野で大いに活躍されております。皆さんも、今日からこの平田高校での高校生活が始まります。本校の伝統を引き継ぎ、未来に向けて新たな歴史を刻む第一歩です。希望に満ちた今の初心を忘れることなく、日々目的意識をもって、充実した高校生活を送り、三年後には揚々たる未来をつかみ取ってもらいたいと思っています。  

 そのために、まず、みなさんにお話しておきたいことがあります。 それは「自律・協同・創造」という本校の校訓についてです。校門を通り右手にある石碑に刻んでありますし、この舞台に向かって右上にも掲げてあります。

「自律」とは「自分自身で立てた規範に従って、自らをコントロールし行動すること」です。今の皆さんを取り巻く状況は、学校での友人関係以外に、テレビ、新聞といったマスメディアに加え、インターネット、メールやSNS等々、自分の意志とは無関係に入ってくる膨大な情報にあふれ、それに翻弄されていると言っても過言ではないでしょう。そのような状況だからこそ、自分本位の感情や周りの雰囲気で行動するのではなく、折に触れて自分自身の行動を問い直してみる。安易に周囲に流されないで、常に自分の心を振り返ってみる。そのような力をぜひ身につけてもらいたいと思います。そのことが、自らを成長させる第一歩となるのです。

 二つ目の「協同」とは「心をひとつにして、ともに力を合わせて何かをやり遂げること」です。学習はもちろんのこと、部活動や生徒会活動、ボランティア活動などの諸活動に積極的に参加することで、仲間とともに力を合わせ、協力する能力を培い、その喜びを味わって欲しいと思います。それが、良好な友人関係や人間関係のあり方を学ぶ機会となり、将来にわたって長くつき合っていけるような真の友人や仲間との出会いとなるのです。そのような友人は、きっと皆さんの人生を豊かにしてくれることでしょう。

 最後の「創造」とは「これまでになかったようなものを、新しくつくりだすこと」です。  今述べたように、前向きに積極的に高校生活を送ろうという意欲と、自分を向上させようという努力を惜しまなければ、君たちは、今まで気づかなかった自分自身の秘めた能力や可能性を発見し、心の中には、将来への希望と新しい自分を創造していく力が育まれていくことでしょう。  どうか、この「自律・協同・創造」という校訓を心の中に留めながら、高校生活を送って欲しいと思います。

 今皆さんは、青春まっただ中という時期ですが、将来進学、就職とそれぞれの道を歩み、自立した社会人、大人へと成長していかなければなりません。十八才になれば、選挙権を与えられるのようにもなるのです。そして、三年後には、中学校卒業時とは比較にならないほど多様で、人生そのものを左右しかねない進路を、理想と現実とで折り合いをつけ、自らの力で決定して行かなければなりません。これが自立への第一歩といえるでしょう。そのような皆さんを、精一杯サポートする先生方が本校には大勢おります。これからの三年間、皆さんの本校における毎日を充実したものにするため、情熱と責任を持って取り組んでいきます。新入生の皆さん、不安ながら何かウキウキするような初々しい今の気持ちを忘れることなく、思う存分高校生活を謳歌してくれることを願っています。

                                   (後略)
 平成28年4月9日                              
                            島根県立平田高等学校長
                                                   井 村  孝 之


平成28年度の入学式をおこないました(4月9日)

 式のあとには、吹奏楽部による歓迎演奏会がおこなわれました。

平成28年度の入学式をおこないました(4月9日)