平成31年度1学期の始業式をおこないました(4月8日)

教職員の新任式に続き1学期の始業式が行われました。
平成31年度1学期の始業式をおこないました(4月8日)

 新しく赴任された教職員をお迎えする新任式に続き、1学期の始業式がおこなわれました。
 新任式では校長先生から新任教職員の紹介がありました。その後、新任教職員を代表して教頭先生から挨拶がありました。生徒も新任教職員も緊張の中でこれから始まる学校生活に期待を寄せている様子でした。始業式では校長より次のように訓話がありました。

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平成31年度 1学期始業式 訓話         

           ―大きな夢を実現させるために、小さなチャレンジを積み重ねよう―

 いよいよ平成31年度が始まります。そして、5月1日からは「令和」という元号に変わります。
新しい時代の最初の年が自分自身にとって良い年になるように、新たな決意をもって学校生活に前向きに取り組んでほしいと思います。新年度の始まりであることに加えて、新たな時代が始まる節目の時でもありますから、何か新しいことにチャレンジすることを考えてみてください。大切なのは、実行することです。そのためには、どんな小さなことでもいいですから、具体的な行動目標をとりあえず一つだけ設定してみてください。例えば、「毎朝5分早く登校する」とか、「毎日の家庭学習時間を30分増やす」とか、「新聞の一面は必ず読む」など、具体的な目標を一つで構いません。小さな目標であっても、達成するのは意外に大変かもしれません。まず一つ、それができたら次という具合に、小さな目標の達成を積み重ねることによって、少しずつ自分を成長させていってほしいと思います。できれば今週のうちに一つだけでいいですから具体的に考え、行動に移すことにチャレンジしてみてください。

 皆さんには、それぞれ将来の大きな夢があると思います。私は、こうした小さな具体的な目標の達成を積み重ねることが、大きな夢の実現につながると思っています。「今」の自分から顔を背けて課題を先延ばしにしていたのでは、いつまでたっても問題を解決することはできません。「今」の積み重ねが未来の自分をつくっていくことを忘れずに、貴重な「今」に全力でチャレンジしてもらいたいと思います。そのことが皆さんの力を伸ばすことにつながると思います。

 ところで、平田高校では、昨年度、2年生の「総合的な学習の時間」に「地域課題解決学習」に取り組みました。新3年生の皆さんは、地域の方々に関わっていただき、一緒に活動した体験が貴重な学びの機会となったことを実感したと思います。こうした地域と関わる取組をさらに充実させるために、文部科学省が今年度から新たに始める「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に申請しました。この事業は、高等学校が、市町村、大学、産業界などの地域の様々な機関と連携して、組織的に地域課題の解決などの探究的な学びを推進することで、高等学校を地域振興の核と位置づけ、将来の地域社会を担う人材を育成することを目的としています。地方創生や新しい教育改革の趣旨に基づく事業であることから、全国的に注目され、たくさんの高等学校が関心を示しました。しかし、事業の募集枠は全国でわずか20校という狭き門です。きびしい審査が行われた結果、平田高校が昨年度取り組んだ「地域課題解決学習」をベースにした事業計画が評価され、難関を突破し、全国の20校の中に選ばれました。平田高校の事業計画は、地域人材循環システム「平田プラタナスプラン」と名付けています。近いうちに取組のイメージ図を教室に掲示しようと思っています。この事業は3年間継続しますので、平田商工会議所に加えて、島根県立大学、出雲市など、たくさんの外部機関の協力を得ながら、さらに質の高い学習になるようにしたいと考えています。

 平田高校の今年度の学校目標は、昨年度と同様に、「地域から信頼される、魅力と活力のある学校づくりの推進」としました。文部科学省の事業に取り組むことは、この目標を達成するための新しいチャレンジだと思っています。平田高校をますます良い学校にするためには、生徒の皆さんにも学校目標やこの事業の趣旨を理解してもらい、一緒になって取り組むことが必要だと考えています。

 さあ、いよいよ明日は入学式です。共に平田高校で生活する仲間として、152名の新入生を心から歓迎しましょう。校歌も大きな声で歌いましょう。皆さんには、勉強や学校行事や部活動など、様々な活動の場面で、良き先輩であってほしいと思っています。新入生も平田高校で学んで良かったと思えるような、魅力と活力のあるすばらしい学校になるよう、力を合わせて頑張りましょう。

                                 平成31年4月8日                                                                                            
                                 島根県立平田高等学校長 
                                 坂 根 昌 宏