平成30年度2学期始業式を行いました。

                        平成30年度 2学期始業式 訓話
                ―学びの幅を広げ、「生きる力」を身につけよう―

 おはようございます。今年の夏は記録的な猛暑で、島根県でも気温が35度を超える日が何日もありました。こうした暑さに負けず、元気に夏休みを過ごした皆さんの顔を、今日、見ることができて、とても嬉しく思っています。

 ところで、皆さんは充実した夏休みを過ごすことができたでしょうか。夏休み中に貴重な経験をした人や、普段はできないことに取り組んだ人も多いと思います。  この後、報告会がありますが、部活動の全国大会に出場した人もいます。秋に行われる大会に向けて、地道に練習に取り組んで力をつけたという人もいると思います。また、進路希望の実現に向けて苦手科目の克服などに時間を費やした人もいると思います。3年生は、補習や登校学習に頑張って取り組んでいました。1・2年生の中には、オープンキャンパスや職場体験に参加して、自分の進路についてじっくり考えたという人もたくさんいると思います。この夏休みに経験したことや取り組んだことは、確実に自分の力になっています。  しかし、有意義な過ごし方ができなかったと後悔している人もいるかもしれません。 時間は有限であり、過ぎた時間は戻ってきません。高校生の時にやるべきことや、しておいた方が良いことがあります。高校生である今の時間を大切にしてほしいと思います。

 さあ、今日から2学期です。気持ちを切り替えて、前向きに頑張りましょう。2学期にはいろいろな行事があります。 

 まず、8月30日から3日間、本校の学園祭である「鈴懸祭」が行われます。様々な企画が計画されていますが、生徒会執行部を中心に生徒全員が協力して、充実した内容にしてほしいと思っています。「鈴懸祭」には大きなエネルギーを費やすのですから、自分たちだけが楽しんだという自己満足なもので終わってしまうのは、あまりにも残念です。保護者や地域の方々もたくさん見にこられると思います。「鈴懸祭」は本校の教育活動を発表する場であることも意識して、それぞれの企画について、質の高いものを目指してほしいと思います。そのためには、お互いに知恵を出し合って工夫し、みんなで協力することが必要です。特に、3年生にはリーダーシップを発揮してくれることを期待しています。思い出に残る質の高い「鈴懸祭」にしましょう。

 2年生は、1学期から取り組んでいる「地域課題解決学習」の成果について発表する機会があります。「鈴懸祭」でのプレゼンやスイーツの販売、10月21日の「駅サイトまつり」への参加、11月9日の「平田商工会議所70周年記念事業」での発表などが予定されています。夏休み中には、「平田まつり」や「町づくりワークショップ」に参加した人もいます。地域の方々は、地域の行事や地域の将来を考える場に、高校生が参加してくれることをとても喜んでいらっしゃいます。生徒の皆さんにとっても、高校時代に地域の方々と関わりながら地域のことについて体験的に学び、地域の将来を考えることは、大きな財産になると思います。

 1年生は、10月9日から2泊3日で名古屋研修に出かけます。研修旅行は、大学や企業を見学することを通して自分の進路について考え、進路目標の実現に向けて学習意欲を高めることを目的としています。1年生の皆さんは「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」を受験する第1期生となります。どのような進路選択をしても、また、入試制度が変わっても大丈夫なように、進路に対する意識を高め、進路目標を実現できる実力を身につけることが必要です。有意義な研修旅行となるように、事前の学習にもしっかり取り組んでください。

 2学期には、この他にもいろいろな行事があります。平素の各教科の授業はもちろん大切ですが、このような行事の機会に体験したり考えたりすることを通して、気づいたり学んだりすることもたくさんあります。それぞれの行事に主体的に取り組み、学びの幅を広げることで、「生きる力」を身につけてほしいと思っています。

 さて、今日の午後、平田高校への進学を考えている353人の中学3年生がオープンスクールに参加します。生徒会執行部や部活動見学に関わる生徒の皆さんにはお世話になります。参加する中学3年生には、平田高校の教育活動の魅力だけでなく、平田高校の生徒の魅力も感じてほしいと思っています。こんな素敵な先輩がいる学校で学びたいと思ってくれるように、温かく誠実で、気持ちの良い対応をお願いします。

 最後に、2学期においても自分自身をさらに成長させることができるように、改めて具体的な目標を設定し、目標の達成に向けてひたむきに努力してほしいと思います。生徒の皆さん一人一人にとって、充実した2学期となることを願っています。